映画から学んだ視点と言語化の深さ

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Amazonプライムで配信されている
又吉直樹原作の『劇場』を観ました

この映画の好きな所は

繊細で人間臭い描写

でした

山崎賢人さん演じる永田と松岡茉優さん演じるさきちゃん
の演技はもちろんのこと

彼らの内面を表すナレーションも良かったので
本映画の“描写”から思ったことを記事にしていきます

そもそも描写とは


描写と一言で言っても何か違うなと思って
描写について調べてみると
Yahooの知恵袋がすごくわかりやすい解決をしていたのでそれを引用しますと、

◇「描写」の意味。(デジタル大辞泉より)
物の形や状態、心に感じたことなどを、
言葉・絵画・音楽などによって写しあらわすこと。

◇それぞれの意味。
心理描写=「内面を分析して」描写
心情描写=「感情」を描写
内面描写=「心の中」を描写
情景描写=「シーン(場面)」を描写
背景描写=「背後にある事情」(または、後ろの景色)を描写
人物描写=「キャラクター」を描写

引用:Yahoo知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11148750261)


人の内面の描写にも
心理描写・心情描写・内面描写と分けられることが
できてそれぞれ違った特徴を有するんだとわかりました


ありふれた日常の誰も触れない所を触る


「怒る」という言葉一つとっても

なんでそんなにしっくりする言葉のチョイスができるのか不思議に思いました


「神経を逆撫でする」「腹が立った」「怒りが込み上げる」


とか、その場面でその言葉でしか表現できないような感情をうまく言葉にしていましたし
それが一番しっくり来る言葉でした


行動と人間の心理を繊細に描きながらも
あまり日常では言葉で聞かない動作や心の動きも
全て言語化して表現している所に鳥肌が立ちました


表現に鳥肌が立つのは初めてで
なぜか自分じゃないのに普段の自分を
明確に表現されている感覚に襲われていました


普通なら誰も触れない
普通なら誰にもバレない、バレたくない
心の動きも執拗に描いて


生の人間臭い表現

が生まれているんだなと気付きました


秀逸な視点と言語化を習得していきたい


この作品を見てブログに残しておきたいと思ったポイントが2つ

視点・言語化

この2点を本作品では
ぼくはすごいと思ったのでポイントを残しておきます


視点

俯瞰して物事を捉えること
一歩下がって物事を見ること
長く一点に集中して観察し続けること
第三者目線から見た自分を自分で見ること


ただ全体から眺めてそのうちの一人を表現するだけではなく
全体を眺めてその人を集中して観察することでよりその人の行動や心理が浮き彫りとなってくるんだなと感じました


その人を表現するために色んな角度からその人を見て
ひとりの人物を確立させているなと

そしてそこに加わるナレーションもより人物を際立たせるような
情景描写で表現していました


言語化

言葉のバリエーション
擬態語や擬音語を組み込んだ表現
情景を綺麗にまとめずにありのままを写す
人間の弱さを言葉にすることで惹きつける

例えば「しつこく執着する」にしても
「ねっとりと執着する」の方が
より強く執着しているように感じると思いますし

執着する人の心理的な描写も
“ねっとり”に含まれることで
よりしつこく執着しているんだろうなと読み取れます



そのような表現がいくつもあって
様々な場面でただ言葉にするだけではなく
そんな言葉も使って表現するんだって言う驚きの連続でした


あまり人には言えないような言葉や
人には言わないようにしている恥ずかしいことや
自分の嫌いなこととか
人間の弱みみたいなところも
言葉に落とし込んでいるので

なるほどなあとニヤけてしまう場面もありました


小説でも「劇場」を読んでみます


映画について詳しいわけでも
よく見るわけでもないぼくですが

今回久しぶりに映画を見てみて自分なりに感じた所があったので
そこをうまく言葉にしようと記事にしてみました

映画としても面白くて小説でも是非読んでみたいと思いました

小説を読んで
言葉ではどのように表現しているのかさらに興味が湧きました


視点と言語化
書き続けて研ぎ澄ましていきたいと思います


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